New Ganarations冒険記
『御前試合』
『Material Wars』 第3期 第120回更新


New Ganarations
コテツ アヤ
LV19 LV11
軽戦士 治療士見習い

1回戦
2回戦(準決勝)
インターミッション

1回戦
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

御前試合の日がやってきました。
コテツは2度目の挑戦となりますが、パーティで対人戦を行うのは今回が初めてです。

LV1トーナメントとはいえ、高レベルのチームもゴロゴロいるこの状況。
優勝を狙うのは厳しいにしても、何とか初戦は突破しておきたいところです。

幸い、1回戦のお相手はこちらとレベルが近く、人数も同じ。
お互い魔導士系クラスがいないため、展開は純粋な打撃戦へと持ち込まれることでしょう。

コテツ「もうあの時の俺じゃねえ。今日はそれを証明してやる……!」

前回の御前試合、1回戦敗退という雪辱を晴らすべく闘志を漲らせるコテツ。
隣に立つアヤの口からも、こんな言葉が。

アヤ「御前試合は初めてだけど……コテツ君を頼りにしてるからね」

頼りにされたからには、その期待に応えなければいけません。
俄然やる気を出しつつ、戦闘開始となりました。

こちらの戦術はアヤが回復に専念、コテツが斬り込むという普段通りの形。
コテツは防御が比較的厚く、しかもバックスウェーで被弾率を大幅に下げられるため、回復は効率よくアヤに集中させることができます。
それで持ち堪える間、ダブルスラッシュでどれだけ相手を削れるかが勝負の鍵です。

この目論見は概ね上手くいき、試合は順調にこちらのペースで進行。
アヤがまた回復の際に「死ねぇ☆」とか何とか言っていましたが、そこはご愛嬌ということで。
というか……誰に向けての台詞なんでしょうね、一体。

そんな場面を交えつつ、ニュージェネは待望の御前試合初勝利を飾ることができました。
まだまだ優勝は遠いものの、ようやく勝てた嬉しさに自然と表情がほころぶ2人。
喜びを噛みしめつつ、次の試合に駒を進めます。

――余談ではありますが、試合のラスト。
お相手の戦闘不能台詞を見て、一瞬(プレイヤーが)本気でビビったのは内緒です。
公衆の面前で人殺しになったかと思った……。

2回戦(準決勝)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

というわけで、初の2回戦進出です。
ようやく初勝利を掴んだニュージェネではありますが、ここからの戦いはまだかなり厳しいのが現状。

次のお相手は3人、しかも平均レベル65という強豪です。
こちらは前の試合のダメージが残っている状態ではありますが、たとえ万全であったとしても結果は自ずと明らかでしょう。
果たして、どれだけ持ち堪えられるものか……。

結論から言うと、まったくもって歯が立ちませんでした。
レベルと人数の差、装備の色属性の相性によるダメージ補正などで厳しかったのは勿論ですが、頼みの綱のバックスウェーが魔法剣の前にはまったく無力という状況。
回避手段を封じられて成す術もなく、相手側に痛手を与えられないまま倒されてしまいました。

コテツ「冗談じゃねぇ……まだ、やれる……」

何とか起き上がりつつも強がるコテツですが、結果は結果。
悔しさを再び胸に秘めつつ、次の御前試合へ向けて決意を新たにすることとなりました。

インターミッション

2度目の御前試合も終わり、そろそろニュージェネの2人も訓練場を卒業することを決意。
次からは、いよいよ冒険者として実戦に臨むこととなります。
(※実際は第119回更新時より挑戦していますが、今回はロールの都合上時間軸をずらして考えています)

まず2人が選んだのは、センブラの街外れに出没する野犬を退治する任務。
犬とはいえ油断は禁物ですが、最初の仕事としてはそこそこ手ごろと言えるでしょう。

初仕事に備え、コテツは犬を飼うことに。
現状では(未調教の上、コテツの指揮力が低いので)どれだけ戦力になるかは疑問ですが、いずれきちんと訓練すれば役立ってくれるはずです。
黒毛の柴犬(システムではドーベルマンの扱い)で、名前は『とら』。その由来は、昔飼っていた猫の名前だそうです。
犬なのに虎とはこれ如何にといった感じではありますが、深く突っ込んではいけません。

ともあれ、これで準備は万端。
初めての冒険、果たしてどうなることやら……。