New Ganarations冒険記
『夏祭り』
『Material Wars』 第3期 第116回更新


New Ganarations
コテツ アヤ
LV15 LV6
軽戦士 治療士見習い

冒険結果
インターミッション

冒険結果
(別窓で結果が開きます)

今回は季節限定の特別クエスト。
レインボウパレットでは、夏が来ると祭りが開催されるらしく、各地で大いに盛り上がるとか。
ここのところずっと訓練場でゴロツキどもの相手ばかりだったコテツとアヤも、今日ばかりは息抜き。
2人で連れ立って、祭りに出かけることになりました。

何でもこの夏祭り、一つだけルールが存在するらしく。
会場に入るためには、水泳用と定められた装備しか身に着けてはいけないようです。
思いっきり内陸に位置している、この城砦都市センブラのどこで水泳をするのかは甚だ疑問ですが、規則は規則。
これで祭りに参加できないのも馬鹿らしいので、素直に水着に着替えることにします。

前回のインターミッションで微妙に赤フン着用を期待されてしまったコテツですが、思春期真っ盛りの少年にとってはプライドが許さなかったのか、彼は断固としてそれを拒否。
結局は普通の水着となったわけですが、待ち合わせ場所でコテツの姿を見たアヤはあっさり一言。

アヤ「普通の格好なのね……まあいいわ」

アヤさん、「まあいいわ」って(涙)

一気に微妙な立場に立たされたコテツですが、アヤからはこれ以上追求されることはなかったのでまずは一安心。
気を取り直して、祭りを楽しむことにしたわけですが……。

祭りも終わりに近付いた頃、大きな異変が。
晴れていたはずの空はいつの間にか黒い雲に覆われ、どこからか嫌な風も吹き始めています。
2人が何事かと訝った時、謎の声が響き渡るとともに“何か”が姿を現したのでした。

一体何が起きているのかはさっぱりですが、どうやら戦いに巻き込まれてしまったことに間違いは無いようです。
身に着けているのはそれぞれ水着だけ、武器も申し訳程度の木剣と木の棒くらいしかありません。
コテツが思わず舌打ちした時、意外な場所から救いの手がもたらされました。
老齢のセンブラ護衛兵が、彼らに加勢してくれることとなったのです。

そんなわけで、なしくずし的に戦闘へと突入してしまった今回。
敵は、“熱帯夜”と“スイカ”の2体(?)であるようです。
スイカはともかく、熱帯夜相手にどう戦えというのか……。

とりあえず、当たって砕けろと木剣を手に突っ込んでいくコテツ。
センブラ護衛兵がブロッキングでアヤを守ってくれるのを幸いに、敵に向かって一気に攻撃を仕掛けます。
実体があるかどうかもわからない熱帯夜ですが、どうやら武器の打撃は有効な模様。

この事実に少し安心したのか、コテツはこんな行動に出ます。

コテツ「――海の力を思い知れ!」

叫びつつ、どこからか取り出したカニを熱帯夜に投げつけるコテツ。
どうやってカニを調達したのかとか、そもそもセンブラには海は存在しないだとか、色々とツッコミどころの多い攻撃ではありましたが、何とこの一撃で熱帯夜は戦闘不能に。

恐るべしカニパワー。

その後、残ったスイカもセンブラ護衛兵の木剣に叩き割られ、戦闘は終了。
周囲に静けさが戻った時には、いつの間にかかなりの時間が経過していました。

コテツ「何か、どっと疲れた……(脱力)」
アヤ「暑いのに動きまわらせないでよね」


息抜きのはずが、散々な目に遭ってしまった気がしないでもない今回の祭り。
ただ、別の意味で良い気分転換にはなったかもしれません……。

インターミッション
(別窓で結果が開きます)

今回は特別イベントだったおかげか、色々と面白いものが手に入りました。
以下に、祭りでの戦利品を並べてみまましょう。

・スイカスレイヤー(スイカの汁まみれの木剣)
・エア棍(フリーズボルトが使える、夏には嬉しいかもしれない棍)
・スイカ(呼んで字の如し)

中にはイマイチ有難みの薄い品物もありますが、これはこれで祭りらしくて良いかもしれません。

さらに丁度同じ頃、知り合いの冒険者から不要になった武器や防具を譲ってもらえるとの申し出があり、その好意に甘え、コテツとアヤはそれぞれ自分のクラスに合ったものを選んで譲り受けることに。
これに伴い、各々の装備は大分パワーアップすることになりました。
やはり、持つべきものは友達ということですね。